こんにちは。アビリティスタッフの高山です。
今回も弊社代表梶田の転職エッセイをお届けします。
今回は題して「転職失敗編」!
失敗はどんなときでもしてしまうもの。でも他の人のいろんな失敗を知っておくことで様々なケースを想定することで、失敗のリスクを下げることは出来ますね。
今回は、人の紹介で転職をするケースに良くあるリスクです。
あの人の紹介だから・・普段はチェックする項目をうっかり甘く見てしまう怖さ。
ビジネス全般でも、注意したいことですね。
◇梶田政宏の転職エッセイ【転職失敗編その①】
■知り合いの紹介で転職してみたら、まさかの・・・
みなさん、こんにちは、アビリティスタッフの梶田です。
今回は自分の転職経験の中でも一番失敗したケースを書いてみたいと思います。
(こういう事を書くと、失敗したコンサルタントには相談できない、と言われる方もいるかもしれませんが。。。)
私は過去5回転職しております。
外資系、ベンチャー系、中小企業などありますが、あるベンチャー系の企業に転職した時の話です。
この会社は、規模的には20名以下のソフトハウスで、主にパッケージソフトを開発しておりました。
私の知り合いが数週間前に入社しており、開発系のマネージメントを強化したいということで私に声がかかりました。
早速、社長や部長クラスの方と面接を行いましたが、社長がちょうど私と同じくらいの年代で、話も随分と盛り上がったと思います。
年収なども当時としては高額でしたが、開発全般に関する管理は私に任せてくれるという条件でOKが出て入社することになりました。
メンバーとも親しくなり業務も軌道に乗りかけてきた1ヶ月経った頃です。
給与が振り込まれていません。社長に聞きましたが、あてがあるから少しだけ待って欲しいとの回答。
それからしばらく待っても結局給与は支払ってもらえず、2ヶ月もしないうちに私は退職せざる終えない状況になりました。
私を誘った知り合いも、給与を払ってもらえずほとんど同時に退職しました。
知り合いは大変恐縮していましたが、資金繰りの状況は把握していなかったとのことでした。
最終的に入社を決めたのは自分自身ですから誰の責任でもないのですが、やはり知り合いからの紹介はどうしても脇が甘くなりがちだと思います。
根掘り葉掘り聞くのが申し訳ないと思ったり、あいつが居るから大丈夫だろうと財務状況などをろくに調べなかったりして入社してしまうケースもあるでしょう。
けれど、知り合いでも普通に入社するための緊張感やステップを必ず踏むこと。
そして心配な点などは必ず聞くことを徹底することをお勧め致します。
文:梶田政宏(アビリティスタッフ代表取締役社長)
編:アビリティスタッフ株式会社
転職・採用支援・ヘッドハンティングコンサルタント 高山彩香
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